平時から使える防災備蓄品管理システムを共同開発——枚方市とキムラユニティーの官民共創事例
災害時に命をつなぐ防災備蓄品。しかし、その管理実態は「エクセルと紙のメモ」というアナログな運用が少なくありません。
「有事に本当に役立つのか?」という課題に向き合ったのが、大阪府枚方市とキムラユニティー株式会社です。両者は「逆プロポ」という共創プラットフォームを通じて出会い、現場視点に根ざした防災備蓄品管理システムを共同開発し、枚方市での活用が続いています。
サービスやプロダクトが実装に至る官民共創の事例は、全国でも決して多くはありません。本記事では、なぜこの共創がうまくいったのか、その裏側にあるプロセスや関係性づくりの工夫に迫ります。