創業80年企業の官民共創への挑戦(中編)|株式会社オートマイズ・ラボ 代表取締役 藤山幸二郎氏インタビュー
全国の河川やため池に設置された水門の多くは手動で開閉する必要があり、豪雨時等における操作員の安全性確保が大きな社会課題となっています。この課題の解決に向けて、官民共創で実証実験に取り組むのが株式会社オートマイズ・ラボ(以下、「オートマイズ・ラボ社」)です。
オートマイズ・ラボ社の製品である「水門ボット®」は、既存の施設機器に「後付け」することで水門の開閉が自動制御できます。従来、買い替える他に手段がなかった施設機器の自動化を、既存の施設機器を生かす形で実現したオートマイズ・ラボ社の製品は、まさにものづくりにおけるイノベーションと言えます。
さて、そんな「水門ボット®」をはじめとした製品は、どのような過程を経て生み出されたのでしょうか?藤山幸二郎代表取締役にインタビューを行いました。